バッテリー上がり防止!

スポーツスター

いよいよ春めいてきました今日この頃、東京でも桜が開花したという事は仙台での開花も間もなくという事になりますね。
桜前線と共にやってくるバッテリー上がりのお電話 多数ございまいした先週末。
天気も良いので いざ走ろうかなという時にキュルキュルキュ~ル・・・カチッカチカチ!!
この様になったらバッテリーの電圧が足らず、セルが回れない音なので・・残念ながらバッテリー上がりです。
毎年の事ではあるのですが、やはりハーレーに乗るのも、家族や仕事のタイミングを見計らって乗る方が多数なのが現実。。。
常にバッテリーを充電しておくのがベストで、寿命も大幅に伸びます。
ですが全ての方が出来る環境にある訳ではございませんし、車と同じ様にお考えの方も多数いらっしゃいます。
ですがハーレーは車並みの大排気量でもバッテリーは車の半分以下の容量。
となるとバッテリーが上がる(電圧があってもエンジンを掛ける際は大量の電力を使います)のも早い方だと2週間程乗らないだけで、また上がってしまいます。(バッテリーが、あがったら充電すれば!は寿命を大幅に短くしてしまいますのでコマメナ充電がオススメです)その様な事態にならない様に今回は車種別でバッテリー上がりを出来るだけ軽減出来る方法をご説明致します。
まぁHD純正の充電器を購入すれば、以下の説明は不要になりますが・・・
まずはハーレーの中では一番バッテリーが上がる確立が高いスポーツスターモデルからです。
最初に車体の左側にあるサイドカバーを外します。軽く手前に引っ張るだけでカバーの上部だけが外れぶら下がる様な状態になります。(注 下側は外さないで下さい)
そうするとバッテリーの横に見えてくるのがマキシフューズというバッテリーの+端子からダイレクトに電気が流れているメインのフューズになっております。
こちらの緑色のフューズを外しておけば、かなりのバッテリー上がり防止になります。またスポーツスターの場合は883、1200同じ構造になっており2004年以降のモデルに限ります。
また作業を実施するに当たっての注意事項ですが、ECM(エンジン・コントロール・モジュール)を替えている方は初期設定が必要になり設定を行わないとエンジンが掛からなくなる場合があるので、フューズを抜く前に事前にチェックをしてから作業を行って下さい。

ダイナモデル

続いてはダイナモデル。最近のダイナ。
特に2006年以降のダイナモデルは車体の右側のカバーを外せばバッテリーに簡単にアクセス出来るので端子を外したほうが早いかもしれません。
バッテリーの端子を外す場合はマイナス(黒の配線)を先に外し、最後にプラス(赤)の端子の順に外し、取り付ける場合はプラス(赤)を最初に取付最後にマイナス(黒)を取り付けます!
ですが2004年から2005年のダイナモデルの場合はバッテリーを外すのは結構厄介です。そうなりますと車体の左側のサイドカバーを引き抜きマキシフューズを外した方が楽かと思いますので、こちらも画像を参考にしてみて頂いた方が良いかと思いますので自分のハーレーと照らし合わせて見てみて下さい。
画像の車両は最近のモデルになってしまっておりますが、2004年から2005年までのダイナモデルは、もう少し分かりやすくフューズが見えてきます。
こちらの様にビックツインの場合はオレンジ色のフューズになっておりますので、お間違いない様に!

ツーリングモデル

3車種目はツーリングモデルです。
こちらも2004年以降のモデルに限りますが、こちらも左側になりますが、サイドカバーはサドルバッグを外さなければ外す事は出来ませんのでサドルバッグ→サイドカバーの順で外していって下さい。
そうすると先程の様にマキシフューズが見えてきますので、配線が出てきている方向とは逆にキャップのみを外してみるとフューズが出てきます。
こちらもオレンジ色のフューズです。

ソフテイル

そして最後はソフテイルモデル。
こちらはフューズに辿り着くと同時にバッテリーも見えますのでバッテリーの端子を外す方をオススメいたしますが、こちらの場合はシートを外し方が分からないと言う方もいらっしゃいますので、まずはそちらからご説明致します。
タンデム(二人乗り)仕様の場合に限りますが、シートを外す場合はまず後ろ側のシートを外さないと前のシートが外せませんので、こちらも順序を守って外して下さい。
そうすると上と同じ様にバッテリーとマキシフューズが顔を出します。
もしバッテリーのケーブルを外す場合はマイナス端子(黒)を外すだけで構いません。
今回は長々とした文章になってしまいましたが、このブログで皆様の手助けが出来れば幸いです。
もしもっと詳しく知りたい!という方はHD仙台までお越しくださいませ。

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